はてなブックマーク - 世の全ての父親の心をえぐる問題作「HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき-」もだえ苦しみながらプレイせよ!
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HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき- PlayStation3 the Best

PlayStation3 the Best で2,000円台で売っていたので思わず買ってしまいました。

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あらすじ

人間の本能、本質に問いかける、大人のためのサイコ・サスペンスがPS3に登場。

舞台はアメリカ東海岸のとある都市。雨の季節に限って発生する、奇怪な連続誘拐殺人事件が、街に暗い影を落としていた。プレイヤーは主な登場人物4人を操作し、選択と決断を繰り返しながら、不可解な連続殺人の真相を探っていくことになる。物語の中で選択する会話の種類や順序、細かい行動の違いによってリアルタイムに物語が変化。

仮に、操作する人物が命を落とすことになったとしても、決してゲームオーバーにはならず、物語は結末まで進んでいく。プレイヤーの決断が導く最後の結末とは? 4人の運命とは?

主人公に感情移入してしまう

操作するキャラクターは4人。その中でメインキャラクターと言えるのが、息子を誘拐される父親「イーサン」。

二人の息子を持つイーサン。長男を事故で失ってしまう事で、人生が激変する。自身も事故の後遺症で断片的に記憶を失い、長男を失った悲しみから立ち直れずにいる。妻とは別居、次男との間にも心に距離ができてしまっている。そんな時、今度は次男が行方不明に、、、、。

イーサンと同じく息子を二人持つ私としては、この設定だけで心が抉られる感覚に陥りました。もしも私の子供たちが、、、、そう考えてしまい自然とイーサンに感情移入してしまいます。

独特な操作方法でさらにキャラクターに同化

このゲームの特徴的なのは操作方法。非常に面倒臭いボタン操作でキャラクターを操作しないといけません。

例えば、ドアをノックするのにアナログスティックの「上」を押し、ドアを開ける為にアナログスティックを一度「右」に持って行き、そのまま時計回りに回転させながら下まで持っていく。

そう実際にドアのノブを回す動作をいちいちコントローラーで操作させるのです。

キャラクターをゆっくり動かさないといけない動作の時はアナログスティックを同様にゆっくりと操作しないと失敗してしまいます。時に素早く、時に繊細な操作が要求されるのです。

最初のうちは、正直イライラしていたのですが、この独特の操作方法を通して、キャラクターと私がシンクロしていく感覚になります。

操作に気持ちが入っていくんですよね。そのことでイーサンへの感情移入がさらに進み、まるで自分の息子が誘拐されてしまったかのようなリアルな恐怖心を抱きながら、ハラハラドキドキプレイしてしまうのです。

そして迫られる究極の選択

イーサンは息子を救おうと奔走します。その中で究極の選択を迫られます。ネタバレになるのでその選択の具体的な内容は伏せますが、簡単に言うと「愛する者を救う為に、あなたはどれだけの犠牲を払う事ができるか?」が問われ続けるのです。

ゲームを先に進める為、ゲームの上でイーサンの息子を救う為、犠牲を払う方の選択を取るのがセオリーです。あくまでゲームなんですから躊躇する理由は何一つありません。

しかしそうはいかないんです。もう私とイーサンは同化しているのですから。

愛する者を救うための犠牲。イーサンと完全に同化している私にとっては、まるで自分自身に突きつけらたように感じます。

どうしよう?もし私だったら、これが現実だったら、この犠牲を受け入れる事ができるんだろうか?

ゲームとはまったく関係のない私個人の苦悩が始まり、ゲーム上での選択に躊躇してしまうのです。

それでも選択しないといけません。苦渋の選択。その瞬間、私の苦悩がゲームに反映され、そこから先のストーリー展開に変化が起きます。私の感情がイーサンに注入されていく感覚がそこに生まれます。

他の3人のキャラクターを操作する事で生まれるインターバル

イーサンの他に3人のキャラクターを途中交互に操作する事になりますが、これがあって本当に良かったです。イーサン一人を操作していたのでは、精神的に持たないのですw

事件をもっと俯瞰で捉える事のできるキャラクターに変更される事で、私も精神的に落ち着いて、リラックスしてゲームを楽しむことができます。

しかしこの3人のキャラクターも面白いのです。イーサンの場合はとにかく息子を救う事にだけフォーカスしていますが、3人は行方不明の子供を探す目的もありますが、さらに子供をさらった犯人探しにもフォーカスしていきます。

このキャラクター達をザッピングしていきながら、到達するクライマックスはサスペンスドラマのようで本当に面白かったです。

犯人に驚愕

クライマックスを迎え、犯人がわかった時は驚愕しました。まじで!!!!こいつが!!!!って感じですww

しかしこれほど精神的に疲れるゲームは他に、なかなかないと思います。子供特に息子を持つ父親でなければ、ここまで疲れないのかもしれませんが、、、。

今まで父親に薦める映画などを紹介してきましたが、これは諸手を上げて薦めるのにはちょっと抵抗があります。子供を持つお父さん、そして精神的に今まいっているという状態の方はあまりプレイしないほうがいいかもしれません。それぐらい私にはショッキングなゲームでした。

ちなみに私は銃で人を撃つ事が出来ませんでした。

プレイヤーの心が試されるゲームです。

2012年7月11日

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自己紹介

サムリ。1974年4月生まれ。東京都出身、埼玉在住。アメコミ映画に、仮面ライダー、ロボットアニメが好きな二児の父でフリーランスやっています。詳しいプロフィールはこちら

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