はてなブックマーク - 百害あって一利なし?本当は怖い!早期教育で引き起こされる4つの弊害
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025_edited-1 / Michael Bentley

わっしょい!父親6年目の@samuriです。

あなたのその教育方法、本当に正しいのでしょうか?

ゆとり教育の反動からか、私のまわりでも「早期教育」というのが話題になっています。しかし、どうやらそれは良い面ばかりではないようなのです。

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早期教育とは?

早期教育 – Wikipedia

早期教育(そうききょういく)とは、子供本人ではなく保護者や国家など大人の意向で、一般よりも年齢を繰り上げて文字や数、外国語、音楽、スポーツなどの教育を開始すること。

早期教育とは – はてなキーワード

特定の能力や技能の習得を意図して、できるだけ早い時期から開始するという志向性をもち、働きかけに対する子供の期待される反応を強く期待する、乳幼児への計画的働きかけ。

何でも早いうちに覚え身につけている方が、小学校に上がった時に有利だ。落ちこぼれる心配がない。そういう考えで、はじめる方が多いようです。確かにそれは一理ありますよね。

恐ろしいのは親の競争意識

その子の興味や、能力に応じて、出来る範囲で楽しみながらコツコツやっていく分には、問題はないかもしれません。

しかしこういった教育に熱心な親御さんは、他の子との優劣を非常に気にする傾向があります。

例えば、他の子が漢字を50個書けるとしたら、うちの子は60個、70個書けるようになって欲しい。他の子が足し算引き算が出来るのなら、うちの子はかけ算が出来るようにしたい。などなど。

親同士の競争意識に火がつきやすく、エスカレートしていきます。その結果、子供のペースを無視した過度な詰め込みに発展していくのです。

過度な早期教育による4つの弊害

過度なストレスによる弊害

本人の意思を無視した過度な詰め込みは、子供の脳と心に大きなストレスを与えます。早期教育をエスカレートさせた結果、突然奇声を上げたり、大人の言う事を聞かずに暴れだすようになったり、ひどい場合は自傷行為にまで発展するケースもあるようです。

私が小学生の頃に、クラスにこういった子がいました。親が過度なほどの教育熱心で、ほぼ毎日習い事で、勉強しろ!勉強しろ!とうるさい人でした。

その子は、何か問題にぶつかると、はげしい声を上げて自分の腕を噛む癖がありました。

またその子は実際にはそれほど学校の成績は優秀ではなく、中の下ぐらいでした。点数の良くない解答用紙が戻された時にも頻繁に、自分の腕を噛んでいました。

過度な期待、そして本人のキャパシティを無視した過度な詰め込みは、心を破壊してしまうかもしれないのです。

総合的な能力の欠如

幼児期に身につけておかないといけない事、学ばないといけない事は、記憶できる量を増やすだけではありません。

早期教育は受け身で一方通行の教育である事が多いため、自発的に考える力、判断力、創造力、想像力、そして感受性といった要素が育たない危険があります。

また記憶力を上げることを中心とした早期教育の時間は、孤独な作業です。集団生活を送る上での協調性が養われる時間が奪われる危険性もあります。

偏った教育は、子供の総合的な能力を奪う結果にもなりかねないのです。

鳩山邦夫という政治家がいますが、彼は天才的な記憶力を持っている方で、会議の内容をメモを取らずに一部始終を記憶しているのだそうです。それは議事録をとっている人が驚く正確さで、内容だけでなく、あの時に誰々がこう発言した後に、あの人がこう発言したという詳細まで覚えているのだそうです。まさに天才です。

しかし彼は、その記憶している内容がいかに重要な事で、どこまでならマスコミに話していいかの線引が一切できなかったり、情報を上手く使って人を動かすという事ができないのだそうです。

聞かれたことを何でもベラベラ話す事を上層部から怒られても、なんで怒られたのかが理解も出来なかったと言います。

天才的な記憶力を持っていても、その記憶した事をどう判断し、想像し、使いこなしていくかの能力が驚くほど欠けているのです。

親子の愛情の歪み

うちの子は、嫌々なんてやっていない、楽しんでやっているから問題ないとおっしゃる方もいるかもしれません。しかしそれは両親の愛情を受けたい、評価を受けたい、認めてもらいたい、といった本来の学業には不必要な要素によって、繋ぎ止められているだけかもしれない可能性もあるのです。

親子の愛情の絆もまた、幼児期にしっかりと実感させてあげる事が大切です。

勉強ができるから愛されるとは、勉強ができなくなった瞬間に愛されなくなる事を意味します。

違いますよね。その子が産まれ、今こうして生きている。ただそれだけで無条件にその子が実感できるものが親の愛情であるべきだと思います。

そんなつもりはなくても、知らず知らずに早期教育が親の価値観を押し付けている事になっているかもしれません。

学級崩壊の原因

これは実際の話を聞いて本当に驚きました。

私の小学生の時代にも学級崩壊というものは存在しました。その原因を作るのは大抵、勉強が嫌いで授業を受けたくない所謂「劣等生」でした。

しかし今、学級崩壊の原因を作るのは、実は早期教育を受けてきた「優等生」だと言うのです。

幼稚園の段階で、既に多くの事を学習しているため、小学校での授業に新鮮さがないのです。当然といえば当然ですよね。もう知っているし出来るんですから。

結果、授業が面白くなくなり、最終的には遊びだして授業を妨害し、学級崩壊を引き起こすのです。

先生が親に言っても、成績は良いんだから何の問題があるんだ!そもそも出来ない子に合わせた授業ではうちの子が伸びない。どんどん先に進めてほしいと言い出す始末だと言うのです。もう呆れてものが言えません。

ちょっと毒を吐かせてもらえば、だったら何で私立に行かないんだよって言いたくなります。早期教育しているくせに私立に行かず公立で、俺は頭がいいんだ、うちの子は優秀なんだってワガママいうのは、なんだか滑稽ですらあるんですよね。

まとめ

  • 早期教育といっても様々なものがあります。全てが害悪ではありません。その子の興味や能力にあったペースで楽しみながら進めていければ良いと思います。
  • 親や大人の余計な価値観が、早期教育を歪めていると感じます。ママ友同士の競争意識なんてクソです。
  • 無条件に子供を愛する事。これを忘れずにいたいものです。
  • 勉強ができる子ではなく、勉強が好きな子になってもらえるのが一番だと思います。
2013年3月21日

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自己紹介

サムリ。1974年4月生まれ。東京都出身、埼玉在住。アメコミ映画に、仮面ライダー、ロボットアニメが好きな二児の父でフリーランスやっています。詳しいプロフィールはこちら

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