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結婚のデメリットをはあちゅう女史は語り、私はデメリットを愛して生きる(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

大事なものが自分だけの人生から、家族の生活に変わったとき、それを受け止める人の気持ちはさまざまなんだろうと思います。

誰かの為に自分の時間が割かれてしまうという事が負担だと、嫌だと感じる独身者が多いのは事実だし、独身時代の私も同じように思っていました。

そんでもって、私の若い頃は、本当にもういい加減で、宙ぶらりんで、どうしようもない生き方をしていました。

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核というんでしょうか、背骨というんでしょうか、人生において「これだ!」って言える芯みたいなものが、まったくなかったんですよね。

あれをやっても駄目、これをやっても駄目。

自分でも、もう何がしたいんだか、だんだん分からなくなって、これからの人生がどうなっても、もうどうでもいいやってなってて、ただイライラしているだけで、かといって何をするわけでもなくて。

満たされない思いというんでしょうか。空虚感みたいなものをずっと抱えて生きていました。

私は自分が嫌いでした。

そんな時、奥さんと出会いました。

今でもあんまり変わりませんが、うちの奥さんは本当にわがままで、言いたい放題で、付き合っている頃から振り回されっぱなしでした。

でも全力で、私を必要としてくれました。

私達夫婦について。映画「ぐるりのこと。」を観て | サムリのブログ

でも私は決めました。どういう結果になろうと二人で一緒にいよう。出来る限りの事をしようと。

不妊で苦しんでいる奥さんを、なんとかして支えたいと思い、私はサラリーマンをやめて、在宅のフリーランスになりました。今振り返っても、無謀な独立でした。でもなんとかしようと必死でした。

不妊治療を経て、子供を授かることができました。

長男が1歳になった時、奥さんはクモ膜下出血で倒れたました。無事に生還しましたが、その後二人目を産むと宣言し、次男出産直後に今度は脳梗塞を発症しました。

小さい子どもたちに、そんな事情は分かりません。子どもたちもまた全力で私を必要としました。

奥さんは自宅にいるものの、実質父子家庭のような状況が続きました。目が回るような忙しさでした。

もうね、自分の時間が割かれるとか、そんな次元ではなかったですよ。

「自分」というものを一番外側に置いておかないと、もう何もできない状況でした。そんな状況が嫌だとか、やれデメリットだとか、そんな御託を並べている余裕もありませんでした。

目の前に、小さい命があり、それを日々守り続けなくてはいけないのですから。

実際大変でしたよ。この状況を端から見たら「あ〜結婚なんてするもんじゃないなあ〜」って思われても仕方ないです。

でもね、それらを乗り越えて、オムツだ、ミルクだ、離乳食だと、手間のかかる育児が一段落ついた頃、ふと思ったんですよね。独身時代にかかえていた変なイライラとか、空虚感とか、自己嫌悪感みたいなものって、全然感じなくなっているって。

気がついたら、奥さんと子どもたちによって私は心は満たされていたみたいです。

時間と労力をかなり家族に持って行かれましたが、その分私はちゃんと彼らから、形容しがたい充足感を与えられていたんだと思いました。

誰かの為に生きるっていいもんだな。

今は素直にそう思えます。

2015年4月24日

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自己紹介

サムリ。1974年4月生まれ。東京都出身、埼玉在住。アメコミ映画に、仮面ライダー、ロボットアニメが好きな二児の父でフリーランスやっています。詳しいプロフィールはこちら

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