はてなブックマーク - 学級崩壊のトリガーになる問題児に対して私達保護者ができること
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長男と同じ学年に所謂「問題児」っていうのがいるんだよね。

でもね最近の「問題児」って俺らの子供ころの「問題児」とは似ているけどちょっと違う。

old school
by alamosbasement

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今学級崩壊を引き起こすのは勉強ができる子

昔はさ、問題児といえば、勉強についていけなくなった落ちこぼれと言われる子が、学校にこなくなったり、楽しくないから授業を妨害したりしていたもんだけど、最近は違うんだわ、これが。

今は逆。

普通の子より勉強ができる子が、授業を妨害し、学級崩壊のトリガーになってしまっているんだ。

理由は早期教育によって、学校で習っている事を幼稚園のうちにマスターしてしまっているから。落ちこぼれとは逆の理由で、授業が面白く無いんだわ。

「こんなのとっくの昔に知ってる事だから楽しくない」

まあ確かにそうだよね。一度習った事と同じこと繰り返されて楽しいわけがない。

でもね、うちの子みたいに別段早期教育なんてしてこなかった子にとっては迷惑以外の何物でもないんだよね。

正直、その子の親の所にいって一言文句言ってやろうかと思ったんだけど、いろいろ噂を聞くと、問題はそれだけじゃないって事が分かったんだ。

根っこの問題は今も昔も同じだった

詳細は書けないけど、その子はやっぱり家庭環境に問題があったんだ。

端的に言えば、親から愛情を注いでもらえていない。完全な愛情欠乏症の子だったんだ。

早期教育も、幼稚園の時の話だけで、小学生にあがってからは家庭環境が激変し、習い事はしてないし、家に帰っても誰もない。

ヘタすると家に鍵がかかっていて入れないことも。そうなると近所の叔母の家や祖母の家をグルグルと渡り歩くのだとか。

それなのに学童に通わせるわけでもない。

その子は完全に愛情を注がれることなく放置されてしまっているんだ。

俺らの子供の頃も、いわゆる不良と呼ばれる連中は皆こんな感じだった。特に不良たちのリーダー的存在になる子は総じて頭が良かった。

頭がいいから、自分の置かれている状況を冷静に理解することができた。

その状況を最大限利用するずる賢さがあった。

そして親の愛を知らなかった。

俺ら夫婦は話し合った

長男と同い年の、その子はこのまま不良の道へ突っ走る事になる。

学童保育で働いてきた奥さんも経験上、似たような境遇の子が、どうなっていったのかを嫌というほど見てきた。俺と同じ確信があった。

中学校も同じになる。同い年である以上、長男は無関係ではいられない。

長男の為にも、その子をこのまま放置するわけにはいかない。どうしたらよいか、俺と奥さんは話し合った。

答えは二人とも同じだった。

その子と仲良くなる事にした。長男とその子の関係は別にどうでもいい。そこが無理して仲良くなる必要はない。だから長男には無理強いは何もしない。

私達夫婦が、出来る限りその子と関わる事にしたのだ。

学校行事に参加する時は、積極的に声をかけ、頭をなで、スキンシップをはかる。

両親がその子をまともに育てようとしないのであれば、地域で支えてやるしかない。親の代わりに接してやるしかない。

関われる時間は圧倒的に少ないが、それでも何もしないよりはマシだろう。

これは何も100%善意でやるわけではない。これにはちゃんと理由がある。

これが長男を守る事につながるからやるのだ。

息子たちには幸せになってほしい。彼らが幸せである為には、彼らの周りの人も幸せである必要がある。

それは私達夫婦も含まれるが、当然彼らの友人達にもいえるのだ。

先日、学校公開があったのだが、他のお母さんが、その問題のある子に頻繁に話しかけ、積極的に関わっていた。

もしかしたら私達と同じ考え方なのかもしれない。

自分達さえ良ければいいという考え方の幸せには、どこか限界がある気がする。

少しでもいいから、周りに幸せや愛情のおすそ分けをする事で、もっと大きな幸せが自分達にやってくるように思う。

問題のある家庭は排除しようという考え方の人もいるようだが、なんとか地域で支えていけるよう微力ながら関わっていきたい。

2015年6月8日

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自己紹介

サムリ。1974年4月生まれ。東京都出身、埼玉在住。アメコミ映画に、仮面ライダー、ロボットアニメが好きな二児の父でフリーランスやっています。詳しいプロフィールはこちら

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