先日、長男の保育所の園外保育(遠足)があった。しかし遠足とは名ばかりで、昨今の放射性物質の問題で屋外へ出かけるのは自粛し、近所の地区センター二階で遊び、保育所に戻ってお弁当を食べるという、若干意味不明なイベントだった。
まあ遠足の内容はともあれ、遠足といえば、弁当。そして弁当といえばキャラ弁。そして我が家のキャラ弁制作担当は私だ。
今回のキャラ弁は仮面ライダーフォーゼだ!
見ての通り、今回は仮面ライダーフォーゼ。
今までは難しいデザインのものにかんしては、型をとってプリントアウトして、ハサミでカットしておくとか、いろいろ事前準備をして当日に望むのだが、今回は準備がまったく出来ておらず、当日の早朝5時に起きて、そこからぶっつけ本番での制作となってしまった。
しかしである。
ビックリするほどあっという間に、完成。しかも出来もなかなか。これは自分のキャラ弁スキルが上がったからか?と一瞬錯覚したが、違う。これはフォーゼのキャラクターデザインが「キャラ弁寄り」なのが理由なのだ。
正確には菱形に近い形だが、両サイドの翼(?)のような部分まで再現すると、ずばり正統派オニギリの三角形。
そして色は白と黒。白米と海苔で簡単に再現が可能だ。
これはもしや、最初からキャラ弁を意識してのキャラクターデザインだったのではないか?なんて思うほどだw
ちなみに目は人参、触覚はスライスチーズをカットして乗せている。
過去のキャラ弁も紹介
せっかくなので、過去に作ったキャラ弁も紹介しておく。
記念すべき第一作アンパンマンキャラ弁
初のキャラ弁制作はアンパンマン。この頃の長男はまだ戦隊ヒーローも仮面ライダーも知らなかった。
丸く握ったオニギリに、海苔とハムで顔を構築。(バイキンマンの白目の部分はスライスチーズ。)
アンパンマンは線も単純なので結構簡単だった。
仮面ライダーW(ダブル)キャラ弁
翌年は長男から「仮面ライダーがいい!」とリクエストされ、当時放送していた仮面ライダーW(ダブル)サイクロンジョーカーを制作。
左半分の緑はホウレンソウを茹でて、水気を取りオニギリに巻いて再現。触覚はフライドポテト1本を半分に折って乗せただけ。
仮面ライダーオーズ キャラ弁
ダブルと来て、次は当然オーズ。タトバコンボ。
正直これは、出来は悪かった。タカをデザインした顔の型取りが難しく、しかも事情があって途中から奥さんが制作するという事もあって、個人的にはまるで納得できない出来だ。
この後、長男から、ガタキリバやラトラーターなどのキャラ弁も作って欲しいと言われたが、それは華麗にスルーしておいた。オーズシリーズはどれも難しいと思う。
そして今年の春、空前の戦隊ヒーローブーム ゴーカイジャーキャラ弁へ
なんとなくゴセイジャーは見ていた長男だが、それほど熱くなる事もなく、圧倒的に仮面ライダー派だったのだが、現在放送中の海賊戦隊ゴーカイジャーで、それは一変した。
プトティラコンボかタジャドルコンボあたりのリクエストが来るのではないかとビクビクしていたが、即答で「ゴーカイレッド!!」と。
しかしキャラ弁で真っ赤を表現するのは結構難しい。キャラ弁の達人は食紅などを巧みに使って赤を再現するみたいだが、我が家に食紅はない。
そして形も結構難しい。
というわけで、ゴーカイジャーは今までとは路線を変えて、海苔で線画を描いて、オニギリに乗せるという方法をとった。
色は出せないので、ゴーカイジャーの誰だか分からない人もいるかもしれないが、目の部分の形がメンバーでそれぞれ微妙に違うので、長男は「レッドだ!」と速攻でわかってくれた。
まとめ
- キャラ弁作りは本当に楽しい。
- キャラ弁は本気を出すと、ハサミやカッター、ピンセット等が登場しまるでプラモデル作りのような楽しさがある。そうキャラ弁は実は男性向けなのである。おかずは奥さんに作ってもらって、キャラクターだけでもいいから挑戦してみる事をおすすめする。
- 来年は次男も遠足デビューとなるはず。たぶん違うキャラクターをリクエストしてくるに違いない。スキルを上げていかないと!
最近の次男
鼻の穴の中に異物が入っていてビックリした